みなさんこんにちは。
前回の記事に引き続き、今回もフリーランスと会社員の違いを5つ挙げてみました。
前回記事はこちら↓
フリーランスと会社員の違い①それでは以下にフリーランスと会社員の違いをまた5つご紹介いたします。
もくじ
①税金と経費
フリーランスは自分で税金の申告(確定申告)を行います。
また、経費として計上できるものが会社員に比べ多く、この点は大きなメリットだと思います。
例えば、仕事用のパソコンや交通費、レンタルオフィスにかかる費用などは経費に計上できます。
薬剤師であれば白衣や調剤印など、業務に必要なものを購入した場合も経費に計上できます。
詳しい解説はここでは割愛しますが経費を上手に活用することによって課税所得を減らすことができます。
みんな大好き節税ですね。
経費と課税所得の関係について詳しく知りたい方は以下も参考にしてみてください。
開業届や確定申告を簡便にしたい方は以下のサービスもおすすめです。
会計業務を効率化したい方はこちらもおすすめです。
会社員は企業が税金の源泉徴収を行うため、個人での税務処理は一般的に年末調整くらいです。
会社員でも確定申告によって経費にできるものはありますが、給与支払い者の証明が必要であったり少し煩雑な印象です。
興味がある方は詳しくは以下リンクも参考にしてください。
②責任とリスク
フリーランスは自分の仕事に対する全ての責任を負い、リスクも全て自己負担です。
失敗やクライアントとのトラブルも自己解決が必要になります。
薬剤師においては、自分の責任で患者さんに重大な損害を与えてしまった場合、多額の損害賠償を請求される場合があります。
なので、個人で賠償責任保険に加入するなどの対策が必要です。
必要装備品リストにも載せてあるのでよろしければそちらも参考にしてください。
会社員は企業の一員として仕事をするため、個人の責任は限定的であり、基本的には企業がトラブル対応やリスク管理を行います。
薬剤師においては病院や薬局が薬剤師会の賠償責任保険に加入しており、患者さんに重大な損害を与えてしまった場合でもそちらから保証されることも多いでしょう。
ただし、上記に関しては自分自身も賠償責任保険を使用したことがありませんのでどこまでの範囲が保証されるかわかりませんし、各病院、薬局によって加入されているか、どのような条件であれば保証されるかを確認しておくと良いでしょう。
③仕事の多様性
フリーランスは様々なクライアントと多種多様なプロジェクトに関わる機会が多いので、様々な仕事ができます。
自分の好き・得意を活かした仕事や、専門分野に特化した仕事ができることも特徴です。
薬剤師において言えば、病院、調剤薬局、ドラッグストア、製薬企業など、様々な活躍の場があります。
薬剤師として現場に出て働く以外にも、医療記事の監修やブログやライティングの仕事を通して書籍の出版をされる方もいらっしゃいます。
会社員は特定の企業内で決められた業務やプロジェクトに従事することが多いです。
業務範囲は企業の方針やポジションによるところが大きいので、自分が興味のある分野、自分がやりたいプロジェクトが必ずしもできるとは限りません。
私が勤めていた総合病院では幸いにもやってみたい業務や専従したい病棟を希望を伝えればやらせてもらえる恵まれた環境でしたが、そういった職場ばかりではないと思います。
④ネットワーキングと人脈
フリーランスは自分でクライアントや同業者とのネットワーキングを積極的に行う必要があります。
人脈が仕事の拡大に直結するので、人脈の拡大は自身の専門スキルの向上と同様にとても大切です。
薬剤師においても病院や薬局等と契約するのであれば人脈を広くしておくことが重要です。
ライティング等の仕事であればクラウドソーシングサービスを活用することで仕事の受注をすることができます。
私も下記のサービスに登録しライティング等の仕事を受注しています。
隙間時間でもできることもたくさんあるのでおすすめですよ。
会社員は企業内での同僚や上司との人脈が中心となります。
企業外のネットワーキングは個人的な努力にるところが大きいでしょう。
ただ、今後、フリーランスとして活動してみたいと思っているのであれば会社員時代に出張や学会を利用して人脈を広げておくと良いと思います。
⑤休暇と働き方の自由度
フリーランスは自分の裁量で休暇を取ることができます。
その間の収入が途絶えるリスクがありますが、働き方の自由度は高いです。
極端な話、丸1ヶ月休業し、長期で旅行に出かけることも可能です。
我が家は2月下旬から3月上旬にかけて休業し、沖縄にプチ長期滞在しました。
沖縄旅行記②(出発から2日目まで)旅行中も隙間時間にクラウドワークスで受注した仕事をこなし、たまたま単価の高い仕事が見つかったので数万円くらいは稼ぐことができました。
会社員は有給休暇があるので、休暇中も給与が支払われます。
しかし、1ヶ月丸々有給を使用して休暇を取ることができる企業は多くはないのではないでしょうか。
働き方は企業のルールや文化に従う必要があるので、企業によって働き方、休み方がまちまちです。
どちらも一長一短。自分に合う働き方を探そう!
今回は以上5点を紹介しました。
まだ他にも違いはあるので、第3段記事も作成しました。
フリーランスと会社員の違い③フリーランスの薬剤師ってどんなことをしているの?と気になる方はこちらも参考にしていただけると幸いです。
フリーランス薬剤師のQ&A最後までご覧いただきありがとうございました。