みなさんこんにちは。
フリーランス薬剤師は、多様な環境での柔軟な働き方が魅力ですが、その一方で独特の課題や失敗もあります。
今回はフリーランス薬剤師に多い失敗とその対策について解説します。
①契約内容の確認不足
失敗例
契約書を十分に確認せずに仕事を引き受け、後で報酬や業務内容に不満を持つことやクライアントとトラブルになることがあります。
対策
契約書を詳細に確認し、不明点があれば事前にクライアントと話し合うことが重要です。
また、必要に応じて法律の専門家に相談することも検討しましょう。
②スケジュール管理の甘さ
失敗例
複数のクライアントから依頼を受け、スケジュールが重複してしまうことがあります。
スケジュールの重複により直前に仕事をキャンセルすることはクライアントに大きな迷惑を掛けますし、積み上げてきた信頼も崩れてしまいます。
対策
しっかりとしたスケジュール管理を行い、デジタルツールを活用して効率的に予定を管理しましょう。
私はLINEワークスのカレンダー機能やGoogleカレンダーを使用してスケジュール管理をしています。
また、慣れないうちは無理なスケジュールを組まないことが大切です。
③コミュニケーション不足
失敗例
クライアントとのコミュニケーションが不足し、期待に応えられないことがあります。
対策
定期的なミーティングや報告を行い、クライアントとの円滑なコミュニケーションを維持することが重要です。
クライアントが何を求めているかをきちんと把握しましょう。
また、メールやメッセージアプリを活用し、迅速な返信を心がけましょう。
私自身はLINE WORKSやチャットワークを利用してクライアントと連絡を取っています。
④自己研鑽の不足
失敗例
忙しさにかまけて最新の医療知識や技術の習得を怠ることがあります。
対策
定期的に研修やセミナーに参加し、最新の知識を習得することが大切です。
また、e-ラーニングや専門書を活用して自己研鑽を続けましょう。
自分が関わる業界の最新情報には常にアンテナを高くはっておきましょう。
また、診療報酬の改定等にも目を通しておくと実際の医療現場の算定をとるうえでも役に立つでしょう。
⑤財務管理の不備
失敗例
収入と支出の管理が甘く、税金の支払いで困ることがあります。
意外と社会保険料や税金の負担は大きいですよ。
対策
専門の会計ソフトを使用して収入と支出を管理し、必要に応じて税理士に相談することが重要です。
また、定期的に収支を見直し、無駄な支出を抑える努力も必要です。
経費になるからと色々と買ってしまうと後で泣きをみることになるかもしれませんよ。
社会保険料に関しては売上が伸びてきたら社会保険加入サービスやマイクロ法人を活用するのも一つの手です。
社保加入サービス利用にやマイクロ法人に関してはメリット、デメリットも考慮してご自身で判断されることをおすすめします。
⑥健康管理の軽視
失敗例
忙しさのあまり、健康管理を怠り、体調を崩すことがあります。
対策
定期的な健康チェックを行い、バランスの取れた食事と適度な運動を心がけましょう。
フリーランスでは会社員のような定期的な健診がないため、自分で予定を組んで健診は受けましょう。
我が家では夫婦で予定を合わせて二人で人間ドックを受けに行くようにしています。
また、十分な休息を取ることも重要です。
自分の裁量で仕事の量を決められるため、きちんと休みも取るようにしましょう。
まとめ
フリーランス薬剤師として成功するためには、自身の業務管理やクライアントとのコミュニケーション、そして自己研鑽が不可欠です。
これらの失敗を避けるためには、計画的な行動と定期的な見直しが重要です。
こちらの失敗しないための心得も合わせて覧ください。
フリーランス薬剤師で失敗しないための心得
フリーランスの自由さを活かしながら、プロフェッショナルとしての責任を持って業務に取り組むことが成功への鍵となります。
