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フリーランス薬剤師の必要装備品リスト

フリーランス薬剤師としての働き方に興味があるけど、必要なものがわからない。

そんな方に向けてフリーランスとして活動するために必要なものを考えてみました。

①薬剤師免許

薬剤師としての基本資格です。

これがなければそもそも薬剤師として働くことができません。

薬学部を卒業し、薬剤師国家試験に合格することで取得できます。

②保険薬剤師登録票

保険薬局で保険調剤を行うためには必須です。

病院で働く場合には必要ではない場合もありますが、提出を求められることも多いものです。

こちらは試験等なく、居住地または勤務先の管轄である地方厚生局に保険医・保険薬剤師登録申請書薬剤師免許証の写しを提出すれば申請完了です。

申請書を提出してから登録票が届くまで約2ヶ月程度かかるため、保険薬局と契約したい場合は早めに申請しておきましょう。

詳しくは管轄の地方厚生局のHPを見ていただくと、申請書の様式のダウンロード等もできます。

以下は参考までに東海北陸厚生局のHPです。

③実務経験

新卒でいきなりフリーランスとして働くことは実績もなく難しいです。

病院や薬局での実務経験があると、フリーランスとしての信頼性が高まり契約を獲得しやすくなります。

私自身も総合病院で10年間勤務したのちにフリーランスとして独立しました。

10年もの月日は必要ないかもしれませんが、今現在いろいろな病院や薬局と契約、勤務している上で病院薬剤師として勤めてきた経験は無駄ではなかったと確信しています。

特に私が勤めていた病院は中規模の急性期病院だったため、調剤から病棟業務、ケモや緩和等、一通り経験することができたので、現時点ではどこに行っても困らずすぐに業務に入ることができていると感じています。

④開業届

上3つとは少し少し毛色が異なりますますが、フリーランスとして独立するのであれば税務署に開業届を出しましょう。

別記事で詳しく書いていこうかと思っていますが、青色申告特別控除を受けることができたり、必要な物品の購入費用を経費として計上できたり何かとメリットは多いです。

確定申告や帳簿付等の手間は発生しますが、それに勝るメリットがあると思いますよ。

薬剤師賠償責任保険

正社員やパートとして病院や薬局に雇用されていれば個人で入る必要がない賠償責任保険もフリーランスでは個人で入る必要があります。

万が一のトラブルの際に、保険がないと対応しきれない可能性があるので加入しておくと安心です。

薬剤師会以外にも民間の保険会社でも薬剤師賠償責任保険を取り扱っている会社もあります。

ちなみにトラブルの例としては以下のようなものがあります。

  1. 医師の処方せんによる医薬品の調剤を誤ったために、それを服用した患者の身体の具合が悪くなった。
  2. 薬を間違って渡したために、それを服用した患者の具合が悪くなった。
  3. 薬の使用方法についての指示を誤ったために、指示どおりに使用した患者が中毒死した。

必要な機器やツール

パソコンやインターネット環境、スマートフォン等の情報通信機器は必須です。

また、白衣やネーム印、調剤印等も自身で用意する必要があるでしょう。

個人的なおすすめ白衣はこちらです。

パソコンはM1チップ以上のMacBookがおすすめです。

ちなみに私はM2チップのMacBook Airを使用しています。


⑦人脈とネットワーク

仕事を獲得するためには、医療機関や薬局との人脈が重要です。

また、薬剤師会や関連する業界団体に参加することも有益です。

自分の存在、働き方、付加価値を広く認知してもらうことによって多くの契約のチャンスが生まれるので人との繋がりを大切にした方がよいと思います。

⑧自己管理スキル

フリーランスには労働基準法が適用されません。

なので働こうと思えば契約先があればいくらでも働けてしまいますし、逆に働きたくなければ収入はありませんが休み続けることも可能です。

また、契約や依頼の管理も全て自分で行わなければならずダブルブッキング等にも注意しなければなりません。

フリーランスとして成功するためには、時間管理や業務の自己管理、自身の体調管理が重要です。

⑨知識のアップデート

フリーランスとして働き、信頼を得て継続的に契約を獲得するためには常に最新の医薬品情報や法律改正に関する知識を保持することが求められます。

⑧の自己管理の話とも通じる部分がありますが、自分で新しい情報にアクセスして取り入れていかなければなりません。

現状に満足することなく、勉強し続けていきましょう。

これで準備OK

これらの準備が整えば、フリーランス薬剤師として活動を開始するための基盤が整います。

フリーランスとしていきなり個人で色々な病院、薬局に飛び込むのが不安だという方は派遣薬剤師としてワンクッション置いて自身をつけてからフリーランスとして独立してみるというのも一つの手です。

その場合はこういったエージェントを利用してみるのも良い手段だと思います。

実際にフリーランスとして働いている上でのメリット、デメリットも紹介しているので、もしよろしければ合わせてご覧ください。

フリーランス薬剤師、5つのメリット フリーランス薬剤師、5つのデメリット

最後までご覧いただきありがとうございました。

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