みなさんこんにちは。
フリーランス薬剤師として活動している私ですが、全員にフリーランスを勧められるものではないと思っております。
フリーランス薬剤師をおすすめできる人、できない人フリーランスになるのは不安だけど、キャリアの可能性を広げたい方、収入をあげたい方、働く環境を改善したいという方は多いのではないでしょうか?
そういった方はまずは転職活動をしてみることをおすすめします。
フリーランスとしての独立や転職にはリスクが伴いますが、転職活動自体はノーリスクです。
転職活動はリスクゼロ!市場価値を知り、キャリアを飛躍させようそこで、転職活動の強い味方、転職サイト、転職エージェントのお話を今回はしたいと思います。
もくじ
薬剤師向け転職サイト、エージェントのメリット、デメリット
転職を考える薬剤師にとって、転職サイトやエージェントは重要なサポートツールです。
これらを効果的に活用するためには、それぞれのメリットとデメリットを理解することが必要です。
本記事では、薬剤師向けの転職サイトとエージェントの特徴を比較しながら、上手な活用方法を紹介します。
1. 転職サイトのメリット
転職サイトは、薬剤師が自主的に求人情報を探す際に便利なツールです。
以下が主なメリットです。
- 多くの求人情報を手軽に閲覧できる
複数の企業や施設の求人を一度に検索できるため、自分に合った求人を見つけやすいです。 - 自由度が高い
自分のペースで情報収集が可能で、エージェントを通さずに直接応募することもできます。 - 情報収集がしやすい
サイト内には企業情報や職場環境のレビューが掲載されていることが多く、応募前に詳細な情報を得られます。
2. 転職サイトのデメリット
転職サイトにはメリットが多い一方で、以下のようなデメリットもあります。
- サポートが限られている
自分で全てを進める必要があり、履歴書の添削や面接対策といったサポートが受けられないことが多いです。
初めての転職の際には不安かもしれません。 - 求人の質がばらつく
膨大な求人の中には、自分に合わないものや、詳細情報が不足しているものも含まれています。
普段、働きながら情報を収集し、膨大な情報の中から取捨選択することは労力が大きいです。 - 交渉力が必要
条件交渉などを自分で行わなければならないため、交渉力が問われる場面もあります。
今後、フリーランスとしての独立を考えるのであれば、この条件交渉はいい経験になります。
3. 転職エージェントのメリット
一方で、転職エージェントを利用するメリットも多くあります。
- 専門的なサポートが受けられる
エージェントが個別にキャリアカウンセリングを行い、履歴書の添削や面接対策をサポートしてくれます。 - 非公開求人にアクセスできる
転職エージェントを通じてのみ紹介される非公開求人に応募できることがあります。
これは、他の求職者と差別化するために有効です。 - 条件交渉を任せられる
給与や勤務条件の交渉をエージェントが代行してくれるため、自分では難しい部分をプロに任せることができます。
4. 転職エージェントのデメリット
ただし、転職エージェントにもいくつかのデメリットがあります。
- エージェントとの相性が影響
エージェントとのコミュニケーションや相性が重要です。
担当者と上手くいかない場合、満足なサポートが受けられないこともあります。 - 自由度が低い
エージェントを通じての転職活動は、エージェントの推薦やアドバイスに依存する部分が多く、自分のペースで進めにくいことがあります。
また、エージェントとのやり取りに多くの時間を費やすことになることもあります。 - 押し付けられる求人もある
多くはないですが、エージェントによっては求職者の意向に沿わない求人を無理に勧めてくることもあります。
実体験として私の妻も意に沿わないミスマッチな求人を勧められ、就職したけれど1ヶ月も経たずに退職した経験があります。 - 成功報酬の手数料が高い
個人的な体験から言えば、転職エージェントの成功報酬は30%前後と高額です。
これにより、エージェントが本当に求職者や企業に寄り添った仲介をしているか疑問に感じることもあります。
求職者のニーズよりも、手数料の高い案件を優先される可能性も否定できません。
薬剤師向け転職サイト、エージェントの上手な活用方法
薬剤師が転職サイトやエージェントを上手に活用するためのポイントは以下の通りです。
- 複数の転職サイト・エージェントを併用する
それぞれのサービスを比較し、自分に合ったものを見極めるために、複数のサイトやエージェントを利用するのがおすすめです。
各社それぞれ特色があり、得意分野・苦手分野があります。 - 自己分析を徹底する
自分のキャリア目標や希望条件を明確にした上で、エージェントに伝えることで、ミスマッチを避けやすくなります。
自分の価値観マップを作ることによって目標や条件が鮮明に見えてくるため価値観マップの作成をおすすめします。 - エージェントとの信頼関係を築く
エージェントとのコミュニケーションを大切にし、自分の意向を正確に伝えることで、より適切な求人を紹介してもらいやすくなります。 - 情報収集を怠らない
転職サイトでの情報収集を怠らず、エージェントからの情報とも照らし合わせて判断することが大切です。
また、気になる企業のHPの求人情報もこまめに確認しておきましょう。 - 情報収集のみに活用する
あまり勧められる方法ではありませんが、私はフリーランス薬剤師として契約先を検討する際、転職サイトや転職エージェントにいただく求人票を参考に目星をつけて、直接交渉することもあります。
まとめ
薬剤師の転職活動において、転職サイトとエージェントは非常に有用なツールです。
しかし、それぞれに独自のメリットとデメリットがあるため、単に利用するだけでなく、賢く使いこなすことが求められます。
特に、エージェントを利用する際は、成功報酬の手数料が高額であることを理解し、それがあなたの転職にどう影響するかを考慮する必要があります。
信頼できるエージェントを見つけ、自己分析を徹底して、自分のキャリア目標や希望条件を明確に伝えることで、理想の職場に近づくことができます。
また、転職サイトを併用して情報収集をしっかり行い、エージェントからのアドバイスを鵜呑みにせず、複数の視点から判断することも大切です。
転職は人生の大きな転機です。
これらのツールを最大限に活用し、自分にとって最良の選択をして、キャリアアップを実現しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。