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もう悩まない!薬歴記載を勤務時間内に終わらせる7つの実践テクニック

みなさんこんにちは。

薬剤師として働く皆さんなら、忙しい勤務の合間に薬歴記載の時間を捻出する難しさに一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?

特に私のようなフリーランスですと、毎日同じ現場に出勤するわけではないので、業務時間内にすべて終わらせることはとても重要なポイントになります。

患者対応に追われる中、時間に追われて焦りながら薬歴を記載していると、大切なポイントを見逃してしまうことも少なくありません。

しかし、薬歴は正確かつ迅速に記載することが求められる重要な業務です。

そこで、どうすれば効率よく薬歴を記載し、時間内に終わらせることができるのでしょうか?

本記事では、実際の現場で使える具体的なテクニックやITツールの活用方法を紹介し、あなたの薬歴記載のストレスを大幅に軽減するためのコツをお伝えします。

これらの方法を取り入れることで、薬歴記載にかかる時間が劇的に短縮され、他の業務にも余裕が持てるようになるはずです。

では早速、薬歴記載をスムーズに終わらせるための実践的な方法を見ていきましょう!

1. 患者対応中に必要な情報をその場でメモを取っておく

超初歩的なことですが、患者対応中、必要な情報をメモすることで、記憶だけに頼らず、後から素早く薬歴を記載することができます。

患者からの質問や、薬の飲み合わせに関する指導内容など、忘れがちな詳細をその場で記録することで、後から記載する際に迷うことなくスムーズに作業を進められます。

紙のメモ帳やタブレットなど、使いやすいツールを選んで常に手元に置いておくと便利です。

また、薬歴記載時にはそのメモを基に情報を補完しつつ、短時間で正確な記載が可能になります。

2. 定型的な業務はあらかじめテンプレートを作成して効率化する

よくある処方や患者対応に関しては、あらかじめテンプレートを用意しておくと大幅に時間を節約できます。

例えば、高血圧治療薬や糖尿病治療薬など、頻繁に対応するケースでは、必要な項目を予めテンプレート化しておくことで、毎回ゼロから記載する手間を省くことが可能です。

電子カルテや薬歴システムにテンプレートを登録しておけば、選択式で呼び出せるため、短時間で記載が完了します。

定期的な評価、見直しをおこない、テンプレートをアップデートすることで、さらに効率的な運用が可能です。

テンプレート例1:高血圧治療薬

患者基本情報:
- 年齢:○○歳、性別:○○

主訴・来局理由:
- 定期処方
- 血圧管理の確認

対応:
- 血圧値:○○/○○ mmHg
- 前回処方薬の副作用:なし
- 生活習慣の確認(食事・運動)

指導内容:
- 定時服用を促す
- 塩分の摂取制限を継続するよう指導

テンプレート例2:糖尿病治療薬

患者基本情報:
- 年齢:○○歳、性別:○○

主訴・来局理由:
- 定期処方(糖尿病治療薬)

対応:
- 血糖値の確認:空腹時血糖値○○mg/dL、HbA1c◯%
- 前回処方薬の副作用:軽微な消化器症状

指導内容:
- 食後の血糖値を意識して摂取時間を守るよう指導
- 低血糖時の対応方法を再確認
- 次回診察までの血糖値記録を患者手帳に残すことを推奨

テンプレート例3:抗アレルギー薬

患者基本情報:
- 年齢:○○歳、性別:○○

主訴・来局理由:
- 季節性アレルギーによる定期処方

対応:
- アレルギー症状:○○(鼻水、目のかゆみ)
- 前回処方薬の副作用:眠気あり

指導内容:
- 眠気の可能性があるため、服用時間を就寝前に調整するよう指導
- 症状が改善しない場合は、医師へ相談するよう促す

3. タイピングスキルを磨いて薬歴記載をスピードアップさせる

タイピングの速さは、薬歴記載の効率に直結します。

特に手入力での作業が多い場合、タイピングスキルの向上は記載時間の短縮に大いに役立ちます。

タイピングが遅いと、文章をまとめるのに時間がかかるだけでなく、作業の流れも途切れがちになります。

そこで、定期的にタイピングの練習を行い、ブラインドタッチができるようにすることで、スムーズな薬歴記載が実現します。

タイピング速度の目安としては、1分間に60~80ワードを打てるようになるとかなりの効率化が見込めます。

無料のタイピング練習サイトやアプリを活用し、毎日少しずつ練習したり普段からタイピング速度を意識した薬歴記載をするのがおすすめです。

タイピング力向上のための方法

  • タイピング練習ソフトの活用
    無料のタイピング練習サイトやアプリを利用して、毎日少しずつ練習することで自然にスピードが上がります。
  • 正確なホームポジションの習得
    タイピングの基本となる「ホームポジション」を意識し、無駄な手の動きを減らすことで正確かつ早く入力できます。
  • 日々の業務で意識して速さを追求する
    意識的にタイピングを早く行うことで、自然とスピードが向上します。
    最初は誤字が多くても、繰り返しの中で確実に精度とスピードが増してきます。

4. 緊急性の高い薬歴から優先して記載し、効率を最大化する

全ての薬歴を同時に処理しようとすると、かえって時間がかかってしまうことがあります。

効率的に業務を進めるためには、まず優先順位をつけ緊急性の高い薬歴から記載を進めることが重要です。

たとえば、薬の調整が必要な患者や、近々再来訪が予定されている患者の薬歴は、優先して処理すべきです。

緊急性や重要度に応じてリストを作成し、効率的に薬歴を処理することで、業務全体の流れをスムーズにします。

また、残った薬歴は、落ち着いたタイミングでまとめて処理できるため、無理なく記載を進めることができます。

5. 記載内容を最小限に抑え、必要な情報に絞って記録する

薬歴記載の時間が長引く要因の一つは、詳細すぎる情報を盛り込もうとすることです。

必要以上に細かく書き込むと、時間がかかるだけでなく、他の業務に影響が出る可能性もあります。

薬歴は、あくまで医療従事者が必要とする情報を効率よく伝えるためのものであるため、要点を絞って記載することが大切です。

例えば、患者の主訴、治療計画、指導内容など、重要なポイントだけにフォーカスし、その他の余分な情報は省略するようにしましょう。

また、薬歴システムが提供するチェックリストや選択肢を活用し、短時間で必要事項を網羅できるよう工夫することも有効です。

6. 音声入力や自動補助機能などのITツールを活用して効率化を図る

IT技術の進歩により、薬歴記載をサポートするさまざまなツールが利用可能になっています。

特に音声入力や自動補助機能を活用することで、手書きやタイピングの手間を省き、記載作業のスピードを大幅に向上させることができます。

corteのような音声入力システムは、薬剤師と患者が話した内容を無駄を省いてSOAP形式にテキストに変換してくれるため、タイピングの時間を削減できる便利なツールです。

また、予測入力機能や過去の薬歴データから自動的に入力内容を提案してくれるシステムも活用すれば、記載内容の精度を保ちながら効率化が進みます。

これらのツールは、特に長時間の手入力が必要な場合に効果的です。

ただし、これらのシステムは導入にお金がかかるため、誰にでもおすすめできるものではありません。

7. 忙しい時間帯はチームで協力して薬歴記載の時間を確保する

薬歴記載の時間をしっかり確保するためには、忙しい時間帯の業務負担をチームで分担することが重要です。

特に調剤業務や接客業務が重なる時間帯は、他のスタッフと協力して、業務の一部を任せられるようにしましょう。

例えば、調剤をサポートしてくれるスタッフがいれば、薬剤師はその間に薬歴記載に集中することができます。

また、事務作業や在庫管理など、他の業務もチームで手分けして対応することで、全体の業務効率を高めることができます。

薬局全体で効率的なチームプレーを心がけることで、薬歴記載の時間を確保し、負担を軽減することが可能です。

上手に業務の分担ができていてチームの連携がいい職場ほど業務時間内に様々な業務を効率よく終わらせることができます。

そのためには普段から職場内でのコミュニケーションをとり、人間関係を良好に保っておくことが大切です。

まとめ

ここまでの内容を簡単にまとめると以下の通りです。

  • メモを取る
    患者対応中に必要な情報をその場で記録し、後で記載しやすくする。
  • テンプレートの活用
    よくある業務のテンプレートを作成して効率化する。
  • タイピング力向上
    タイピングの練習で記載スピードをアップさせる。
  • 優先順位をつける
    緊急性や重要度に応じて薬歴を処理する。
  • ムダを減らす
    記載は重要な情報に絞り、過剰な詳細を省略する。
  • ITツールの活用
    音声入力や自動補助機能を使って作業を効率化。
  • チーム協力
    忙しい時間はチームで業務を分担し、薬歴記載の時間を確保する。

薬歴記載を勤務時間内に終わらせるためには、日常業務の中で効率的な工夫や手法を取り入れることが重要です。

忙しい薬局業務において、記録業務を滞りなく進めるためには、まず患者対応中に必要な情報を漏れなくメモしておくことが効果的です。

これにより、後で記憶に頼らずに正確な薬歴が短時間で記載でき、記入ミスや内容の漏れも防げます。

さらに、定型的な業務にはあらかじめテンプレートを作成し、電子カルテや薬歴システムに登録しておくことで、毎回の記載を効率化することが可能です。

よくある処方や薬剤指導の内容をパターン化しておくことで、クリック操作と少しの手入力だけで薬歴を完成させることができます。

このテンプレートを定期的に見直すことで、より実用的な内容に更新することも忘れてはいけません。

タイピング力の向上も非常に有効です。

薬歴記載は手書きではなく、システムに入力することが主流となっているため、タイピングスキルが業務の効率に大きく影響します。

ブラインドタッチの習得やタイピング速度の向上を意識して、短時間で正確に入力できるようになると、記載時間がさらに短縮されます。

また、すべての薬歴を一度に処理しようとするのではなく、緊急性や重要度に応じて優先順位をつけて記載することで、時間を効率的に使うことができます。

特にすぐに対応が必要な患者の薬歴は、優先して記入することで、現場の流れをスムーズに保つことができるでしょう。

必要な情報だけに絞って記載することも、時間短縮の大きなポイントです。

薬歴にすべての情報を盛り込むのではなく、最も重要なポイントだけにフォーカスすることで、無駄な作業を省き、スピーディーに記録を完了できます。

さらに、音声入力や自動補助機能といったITツールを活用することで、タイピング時間を削減し、薬歴記載の効率を劇的に向上させることができます。

現代のシステムには多くの便利な機能が備わっているため、積極的にそれらを活用することが重要です。

最後に、チームでの協力体制を築くことも忘れてはいけません。

忙しい時間帯に薬歴記載の時間を確保するためには、スタッフ間で業務を分担し、効率的に時間を使える環境を整えることが不可欠です。

チーム全体で協力して業務を進めることで、全体の業務効率が向上し、薬歴記載に充てる時間も確保しやすくなります。

以上のポイントを日々の業務に取り入れることで、薬歴記載の負担を軽減し、業務全体の効率が大きく向上します。

時間を有効活用し、ストレスの少ない職場環境を作り上げていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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