みなさんこんにちは。
フリーランスと会社員の違いについて今回は第三弾をお届けいたします。
第一弾、第二弾に興味がある方は以下の記事を参考にしてください。
フリーランスと会社員の違い① フリーランスと会社員の違い②それでは、以下にさらに5つ紹介いたします。
もくじ
①キャリアの進路
フリーランスは自分で仕事の方向性やスキルの習得を決める自由がありますが、その分自己管理が必要です。
薬剤師であれば自分がどの分野に興味があるか、何を専門にしていきたいかをまず考えてみましょう。
取得したい認定資格や専門資格によっては症例の提出等が条件になっているものもあるので、症例を集められる医療機関と契約することが重要になってきます。
会社員は企業が提供するキャリアパスや研修プログラムに従い、進路がきまっていくことも多いです。
薬剤師の場合は勤めている医療機関の算定に関わる認定資格や専門資格を取得する方向に進む可能性もあるでしょう。
それが自分の興味がある分野であればいいのですが、まったく興味のない分野であればモチベーションが下がってしまう危険性があります。
ちなみに私の場合、ほぼ興味のない日本DMATの資格を以前勤めていた職場の都合で取得しました。
DMATがどのようなものか気になる方は以下を参考にしてみてください。
②仕事のモチベーション
フリーランスは自分のペースで仕事ができ、成果が直接収入に反映されるため、モチベーションを保ちやすいです。
私自身も会社員として働いていたときよりも収入も増え、働くことが楽しくなりました。
また、自分が選んだ契約先、取引先との仕事しかしていないので、モチベーションが高いまま仕事を行うことができています。
会社員は企業の目標や方針に従って働くため、モチベーションは企業文化や上司・同僚との関係に依存することが多いです。
また、みなさんも「自分はこんなにも働いているのにあまり働いていない先輩・上司よりも給料が少ない」と不満を覚えたことはありませんか?
そういった不満もモチベーションの低下につながってしまいます。
③専門性と多様性
フリーランスは専門的なスキルに特化して仕事を受注することが多く、自分の得意分野での活躍が求められます。
薬剤師の場合は自分の得意分野、専門分野を明確にしアピールしていきましょう。
例えば私の場合はがん化学療法や緩和医療に関連する病棟の専任薬剤師を長年務めていたのでこれは一つの武器になります。
みなさんも自分自身のキャリアを振り返り、自分自身の武器が何かを考えてみましょう。
会社員は広範な業務に関与することが多く、さまざまなスキルを身につける機会があります。
特定の専門性よりも幅広い業務経験が求められます。
薬剤師において言えば幅広い業務経験と様々なスキルはそれ自体も武器になるので、会社員としての数年間のキャリアはとても重要になります。
④自己啓発と学習
フリーランスは自己啓発や学習に関しても自己責任で行う必要があり、学習のための時間と費用を自分で確保する必要があります。
ただし、費用に関しては業務に必要なものであれば経費として計上できる可能性があります。
医療の世界は日進月歩なので、薬剤師などの医療職は常に学習し続ける必要があります。
自身が興味のある分野や専門としている分野の学会や研修会には積極的に参加していきましょう。
薬剤師会や様々な機関からe-ラーニングも提供されているので、それらも積極的に活用していきましょう。
以下はその一例です。
興味があれば参考にしてみてください。
会社員は企業が提供する研修や教育プログラムに参加する機会があり、学習費用や時間を企業が負担することが多いです。
薬剤師の場合は勤めている医療機関の内部で行われる各種研修会や製薬メーカーが行ってくれる勉強会によって継続して知識のアップデートが可能です。
⑤法的・規制上の違い
フリーランスは契約や納税、保険など、法的・規制上の手続きを自分で管理する必要があります。
各種規制や法改正にも自分で対応する必要があるので、薬関連、医療関連以外にもこちらの知識のアップデートも必要になります。
この部分のハードルが高くフリーランスとして働くのは難しいと感じる方も少なくないのではないでしょうか?
フリーランスに興味はあるけど、不安、わからない部分があるという方はぜひ問い合わせフォームやSNSからご相談ください。
可能な限りお答えさせていただきたいと思います。
会社員は企業が法的・規制上の手続きを代行し、労働法や企業の方針に基づいて働きます。
法改正や規制変更の対応は企業が行うため、自身では特別な手続きが必要ないことが多いです。
そう考えるとやはり会社員は楽ですね^^
フリーランスと会社員の違いはここまで
今回までの計3回、フリーランスと会社員の違いを紹介してきました。
みなさんにはどちらの働き方が魅力的に見えましたか?
フリーランスのメリットやデメリットに関する記事も書いているので興味のある方は合わせてそちらも御覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
働き方に悩んでいる方の一助になれましたら幸いです。