みなさんこんにちは。
今回は薬剤師がフリーランスとして働く上での注意点をお伝えしたいと思います。
薬剤師がフリーランスで働く上での注意点は以下の通りです。
もくじ
法令および規制の遵守
大前提として法令や規制の遵守は絶対です。
働く地域の薬事法や医療関連法規を確認し、必ず遵守しましょう。
保険とリスク管理
フリーランスは個人でリスクを負うため、リスクヘッジは重要です。
薬剤師のミスによって患者さんに重大な損害を与えた場合、個人では到底対応できない賠償責任が発生するリスクがあります。
薬剤師会や民間の保険会社で扱っている薬剤師賠償責任保険に加入することをおすすめします。
ビジネススキルの習得
フリーランスとして働く場合、請求書の作成や経理の管理、税務処理などのビジネススキルが必要です。
また、クライアントとの契約書の作成や交渉スキルも重要です。
請求書や契約書に関してはお問い合わせフォームよりご連絡いただければ私が使用しているものの雛形をお渡しさせていただくことは可能です。
実際に私はその雛形を使用しておりますが、不安でしたら弁護士さんに請求書や契約書として有効か否かをみてもらう事をおすすめします。
交渉に関してはまずは自分の経歴のおさらいや強みを洗い出してみましょう。
私が契約先に送付している職務経歴書の雛形もお渡しすることが可能なので、ご興味がある方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
自分の強みを自分が理解していないと自分という商品を上手に売り込むことができません。
上手に売り込むことができなければ自分を適正な価格で買ってもらうことは難しいので、まずは自分という商品にはどんな価値があるのか自分で把握して交渉していきましょう。
マーケティングとネットワーキング
交渉の部分とも重なりますが、自分という商品や自分のサービスを宣伝し、クライアントを見つけるためのマーケティング戦略を立てることも重要です。
同業者や医療機関とのネットワーキングを活用し、仕事の機会を広げることによって多くの契約の機会を得ることが可能となります。
専門性の維持と向上
変化の早い医療業界では、学会やセミナーに参加し、最新の知識や技術を学び続けることはとても重要です。
今ではオンラインで参加できる学会やセミナー、e-ラーニングも多数あるので、上手に活用していきましょう。
専門性を高めることで、クライアントに対する自分自身の価値を高めることができます。
仕事とプライベートのバランス
フリーランスは自由な働き方ができる反面、仕事が不規則になりがちです。
契約、依頼が多い時は正社員で働いている場合よりも忙しくなる可能性もあります。
自分でコントロールしながら仕事とプライベートの適切なバランスを保つことが重要です。
税務処理と財務管理
フリーランスは自身で税務処理を行う必要があります。
適切な記帳と税務申告を行い、税務リスクを避けることが重要です。
帳簿付の必要があるため最低限、簿記3級程度の知識があると望ましいです。
私も日商簿記3級は取得しました。
独学で無料で簿記を学習する場合、以下の方のYoutube、書籍がおすすめです。
私も簿記の勉強はふくしまさんの動画とAmazonのふくしまさんの書籍、市販の問題集1冊のみで問題なく合格できました。
問題集はこちらの1冊のみ購入しました↓
税務に関しては毎年の確定申告が必要になります。
今はマイナンバーカードを用いたe-TAXで簡単に確定申告を行うことができます。
確定申告の時期になったら確定申告方法も記事にしていきたいと思います。
注意点は色々あるけど計画的にこなしていきましょう
これらの注意点を踏まえて、フリーランス薬剤師としてのキャリアを成功させるために計画的に行動することが大切です。
フリーランスのメリット、デメリットについても紹介しているのでよろしければそちらも合わせてご覧ください。
フリーランス薬剤師、5つのメリット フリーランス薬剤師、5つのデメリット最後までご覧いただきありがとうございました。