みなさんこんにちは。
今回はフリーランス薬剤師として失敗しない、成功するための心得を紹介する記事をお届けします。
これからフリーランスを目指す薬剤師の方々にとって、参考になるポイントを10個まとめました。
① 自分の強みを明確にする
フリーランス薬剤師として活躍するためには、自分の専門分野や強みを明確にすることが重要です。
例えば、緩和ケアやがん治療、抗菌化学療法など、自分の得意分野をアピールポイントにしましょう。
病院や薬局が求めている分野とマッチすれば契約を獲得しやすくなりますし、報酬も上げられる可能性があります。
② ネットワーキングを積極的に行う
フリーランスとして成功するためには、広いネットワークが不可欠です。
過去の同僚や業界のイベントでの交流、SNSを活用して人脈を広げましょう。
信頼関係を築くことで、新しい仕事の機会が増えます。
私の場合は知人、友人からの紹介や出身大学の教授からの紹介によって人脈を広げることが多いです。
しかし、今の時代はSNSやブログ等も活用することによってさらなる人脈の拡大が期待できると思います。
③ 柔軟な働き方を取り入れる
フリーランスの魅力の一つは、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができることです。
しかし、急な仕事依頼や時間の変更にも対応できる柔軟性を持つことが大切です。
柔軟に対応することで、クライアントからの信頼を得ることができます。
ただ、この点に関しては自由な働き方を求めてフリーランスになったのに、結局会社員時代よりも忙しくなってしまうという危険性もはらんでいます。
自分が心地よくクライアントにも価値を提供できるバランスを模索してきましょう。
医療現場にでる仕事だけではなく、CrowdWorksなどを使って在宅やカフェでもできる仕事も見つけておき、医療現場に出る日を減らしておき急な依頼にも対応できる体制を作っておくのも良いでしょう。
④ 契約内容を明確にする
薬剤師に関わらずフリーランスとクライアントのトラブルは起こり得ることです。
フリーランスでのトラブルを避けるためには、契約書をしっかりと作成することが重要です。
業務内容、報酬、支払い条件、契約期間など、詳細な内容を文書化しましょう。
また、契約前に不明点や疑問があれば事前にもしくはその都度必ず確認するようにしましょう。
フリーランス保護新法も今年の11月から施行されるため、こちらも内容に目を通しておけるとよいと思います。
⑤ 自分の時間を管理する
フリーランスは自分で時間を管理する必要があります。
仕事とプライベートのバランスを取るために、スケジュール管理ツールやタスク管理アプリを活用しましょう。
過労を避けるために、休息時間を確保することも忘れないようにしましょう。
③でも述べているように双方にとって心地の良いバランスを探っていきましょう。
⑥ 継続的な学習とスキルアップ
医療分野は常に進化しています。
新しい薬剤や治療法について学び続けることが重要です。
知識のアップデートを止めてしまうと、相対的には自分が後退していることと変わりません。
セミナーや研修に参加し、自分の知識とスキルをアップデートしましょう。
最新の情報を持っていることが、クライアントにとっての大きな魅力になります。
常に自分が関わる分野に関してはアンテナを高くはっておきましょう。
⑦ セルフブランディングを強化する
フリーランス薬剤師としての自分のブランドを確立しましょう。
専門分野に特化したブログやSNSを活用し、情報発信を行うことで、あなたの知識と経験を広く知ってもらうことができます。
信頼されるブランドを築くことで、仕事の依頼が増える可能性が高まります。
①でも述べているようにセルフブランディングのためにも自分の強みを明確にしましょう。
⑧ 税務・会計の知識を持つ
フリーランスとして働く際には、税務や会計の知識も必要です。
経費の管理や確定申告の方法を理解し、適切に処理することで、後々のトラブルを避けることができます。
必要に応じて、専門の税理士や会計士に相談することも検討しましょう。
日々の帳簿付けに会計ソフトを利用しておけば毎年の確定申告も楽になるというメリットがありますよ。
⑨ リスク管理を怠らない
フリーランスは安定した収入が保証されないため、リスク管理が重要です。
収入の多様化や、緊急時に備えた貯蓄を行うことが大切です。
③でも紹介したCrowdWorksなどのサービスを使って収入が入る先を増やしておくことはリスク管理の上でも重要なポイントになります。
フリーランスとして自由な働き方を得た方の実例
上記の記事で紹介している方はライターとしての収入も得て自由な働き方を手に入れたそうですよ。
また、健康管理にも気を配り、定期的な健康チェックを受けるようにしましょう。
会社員と違い定期的な健診はないので、自分自身で健診や人間ドックの予約をして病気の早期発見、健康の維持につとめましょう。
⑩ クライアントとの良好な関係を築く
クライアントとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことが重要です。
仕事の質を高めるために、クライアントのニーズを理解し、期待に応えるよう努めましょう。
また、フィードバックを求めることで、さらなる成長を目指すことができます。
自分のいいところ、悪いところを把握して自身の質、価値を高めて多くの信頼を得ていきましょう。
絶対に失敗しない方法はないけどリスクは減らしていける！
以上が、フリーランス薬剤師として失敗しない、成功するための心得です。
自分の強みを活かし、柔軟な対応力を持ち、継続的な学習と自己ブランディングを行うことで、フリーランスとしてのキャリアを築くことができます。
絶対に失敗をさけられる方法はありませんが、今回紹介したようなポイントに気を配れば失敗のリスクは下げられると思います。
ともに頑張りましょう！
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事がフリーランス薬剤師を目指す皆さんにとって、有益な情報となれば幸いです。
