※当ブログはアフィリエイト広告を含みます※

地域支援・医薬品供給対応体制加算 算定要件チェックリスト2026|加算1〜5の要件を整理

「地域支援体制加算が2026年に変わったけど、今の薬局で算定できるか確認したい」「何をどこまでやればいいか整理したい」——そんな薬剤師・薬局管理者のために、2026年(令和8年度)改定後の地域支援・医薬品供給対応体制加算(旧・地域支援体制加算)の算定要件をチェックリスト形式でまとめます。

📋 6月施行までに改定情報を確実にキャッチアップしたい方へ

改定対応は判断材料の質が結果を左右します。m3.comの薬剤師会員登録は無料・約1分。改定解説・新薬情報・業界ニュースを毎日効率よく追える情報源として、28万人以上の薬剤師に利用されています。

▶ m3.comに1分で無料登録する(PR)

※当記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます

2026年改定のポイント:名称と構造が変わった

令和8年度診療報酬改定で、旧「地域支援体制加算」は「後発医薬品調剤体制加算」と統合され、「地域支援・医薬品供給対応体制加算」(加算1〜5)として再編されました。

旧加算 新加算への対応 点数
後発医薬品調剤体制加算(旧) 地域支援・医薬品供給対応体制加算1 27点
地域支援体制加算1・2(旧) 加算2 59点
地域支援体制加算3・4(旧) 加算3 67点
(調剤基本料2・3向け)旧1・2相当 加算4 37点
(調剤基本料2・3向け)旧3・4相当 加算5 59点

重要な変更点は、後発品使用率要件(加算1相当)を満たさないと加算2〜5は算定不可という構造になったことです。まず加算1の要件を確認してから、加算2〜5のチェックに進みましょう。

チェックリスト①:全加算共通の前提要件

どの加算を算定する場合も、以下の前提要件を満たしている必要があります。

確認項目 要件
□ 後発品使用割合(規格単位数量割合) 直近3ヶ月が85%以上
□ カットオフ値(後発品が存在する医薬品の割合) 50%以上
□ 特別調剤基本料Bを算定していない 算定している場合は対象外
□ 医薬品の安定供給体制整備の届出 地方厚生局への届出が必要

チェックリスト②:加算1(27点)の要件

加算1は旧「後発医薬品調剤体制加算」を引き継ぐ区分です。以下の8項目すべてを満たす必要があります。

確認項目(8項目すべて必須)
□ 医薬品の安定供給に向けた計画的な調達・在庫管理を行っている
□ 他薬局への医薬品分譲実績が直近1年間にある(グループ内薬局間は除く)
□ 供給不安時に患者の紹介や処方変更提案への対応を行っている
□ 重要供給確保医薬品の1ヶ月程度の備蓄に努めている
□ 単品単価交渉を実施している(卸との取引において)
□ 卸への過度な頻回・休夜間配送依頼を抑制している
□ 温度管理医薬品の過度な返品を抑制している
□ 地域医療機関との情報共有と事前取り決めを行っている

チェックリスト③:加算2(59点)の要件

調剤基本料1を算定している薬局向け。加算1の全要件に加えて以下を満たす必要があります。

確認項目 要件
□ 算定する調剤基本料 調剤基本料1を算定していること
□ 備蓄品目数 1,200品目以上
□ 在宅訪問実績 直近1年間に24回以上
□ かかりつけ薬剤師の届出 届出済みであること
□ 実績要件(9項目中エを含む3項目以上) 下記実績要件チェックリスト参照
【薬剤師の本音】

地域支援加算が取れる薬局は、それだけ忙しい

給与に見合った職場、探していますか?

給与・条件を比較する ▶

チェックリスト④:加算3(67点)の要件

調剤基本料1算定薬局向けの最上位区分。加算2の要件に加えて実績項目が増えます。

確認項目 要件
□ 算定する調剤基本料 調剤基本料1を算定していること
□ 備蓄・在宅・かかりつけ 加算2と同じ要件を満たすこと
□ 実績要件(9項目中7項目以上) エ(在宅)を含む7項目以上

チェックリスト⑤:加算4・5(37点・59点)の要件

調剤基本料2・3を算定する薬局向けの区分です。

確認項目 加算4(37点) 加算5(59点)
算定する調剤基本料 調剤基本料2・3(特別調剤基本料B以外) 同左
実績要件 9項目中エ・カを含む3項目以上 9項目中7項目以上
時間外等加算(アの項目) 400回以上/年(処方箋1万枚あたり) 400回以上
麻薬調剤加算(イ) 10回以上/年 10回以上

実績要件チェックリスト(9項目・共通)

加算2〜5で求められる実績要件9項目です。処方箋受付1万回あたりの実績数で判定します。

記号 実績項目 加算2・3の基準 加算4・5の基準
ア 時間外加算・夜間・休日等加算の合算回数 40回以上 400回以上
イ 麻薬調剤加算回数 1回以上 10回以上
ウ 重複投薬防止加算等回数 20回以上 40回以上
エ 在宅訪問指導等の合算回数(必須) 24回以上 24回以上
オ 服薬管理指導料4の算定回数 20回以上 40回以上
カ かかりつけ薬剤師指導料等の合算回数(加算4・5必須) 20回以上 40回以上
キ 外来服薬支援料1の算定回数 1回以上 1回以上
ク 服用薬剤調整支援料の算定回数 1回以上 1回以上
ケ 服薬情報等提供料の算定回数 10回以上 10回以上

算定区分の選び方フロー

自薬局がどの加算を算定すべきか、以下の手順で確認します。

  1. 後発品使用率85%・カットオフ50%を確認——満たさない場合は全加算算定不可
  2. 調剤基本料の区分を確認——調剤基本料1なら加算2・3を検討、調剤基本料2・3なら加算4・5を検討
  3. 備蓄品目・在宅実績を確認——1,200品目・24回の実績があるか(加算2・3の場合)
  4. 実績要件9項目の達成状況を確認——3項目以上か7項目以上かで加算区分が変わる
  5. 地方厚生局への届出——要件が揃ったら速やかに届出

よくある確認ミスと注意点

  • 後発品使用率の計算期間——「直近3ヶ月」の数字で判定。月次で追いかける仕組みをつくっておくと安心です
  • 他薬局への分譲記録——記録を残していないと実績として認められないため、記録の保管を徹底する
  • 在宅実績のカウント方法——グループ内薬局への分譲は除外される点に注意
  • 経過措置の有無——2026年改定では実績要件に経過措置が設けられない可能性があるため、早めに達成状況を把握する

📚 改定情報をもっと深く追いたい方へ

2026年(令和8年)診療報酬改定は、薬局現場でも判断が割れる論点が多く、信頼できる情報源を複数持つことが、判断の精度を高めます。

当ブログでも改定情報を継続発信していきますが、より幅広い臨床・経営情報を求める方は、現役薬剤師の利用が多い「m3.com」を参考にしてみてください。

改定対応や臨床トピックの解説記事、業界ニュースが日々更新されており、実務判断の材料として役立ちます。

📋 m3.comを薬剤師が使うメリットを詳しく見る →

まとめ

地域支援・医薬品供給対応体制加算(2026年版)は、後発品使用率85%の達成が全加算の前提となり、そのうえで実績要件・備蓄要件・在宅要件を満たすことで加算2〜5を算定できる構造です。まず自薬局の調剤基本料区分と後発品使用率を確認し、このチェックリストで現状の達成状況を把握してみてください。

📋 2026年改定の関連記事

選定療養・診療報酬改定に関連する記事をまとめています。

令和8年度改定まとめを読む →

🩺 もっと活躍できる場所、ありませんか?

このスキル、もっと評価される職場で活かしたいと思ったら——

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


今の働き方・求人相場を知りたい薬剤師へ
薬剤師向けサービスを比べる
今の働き方・求人相場を知りたい薬剤師へ
薬剤師向けサービスを比べる