「糖尿病のある患者さんにオランザピンが出ている」「抗精神病薬が2剤に増えている」。
こうした処方では、薬の名前だけで判断せず、処方目的と変更の経緯を確認します。
2026年8月25日の改訂で、オランザピン経口剤の糖尿病に関する禁忌は効能別になりました。
統合失調症と双極性障害では引き続き禁忌です。抗がん剤による悪心、嘔吐への使用は、血糖管理などの条件を確認して判断します。
薬局や病棟で確認する順序を、糖尿病、多剤併用、相互作用、患者背景、BPSD、持効性注射剤、モニタリングの7項目に整理しました。
確認日:2026年8月31日。
もくじ
抗精神病薬の処方監査で確認する7項目
まず、何の治療で処方されているかを確認し、定期薬、頓用薬、他院の注射剤を含めて処方全体を把握します。
急な意識の変化や失神などがあれば、下の順番にこだわらず受診対応を優先します。
| 項目 | 確認すること | 処方医と共有したい情報 |
|---|---|---|
| 1. 効能と糖尿病 | 処方目的、糖尿病と既往歴、製品別の禁忌 | 直近の血糖、管理体制、入退院の予定 |
| 2. 多剤併用 | 成分数、総投与量、切り替え中か、頓用の実使用 | 変更日、重複期間、効果と副作用 |
| 3. 相互作用と用法 | アドレナリンの用途、CYP関連の併用薬、食事条件 | 他科の薬、市販薬、剤形、服用時点 |
| 4. 患者背景 | パーキンソン病、レビー小体型認知症など | 診断名、歩行や嚥下の変化、転倒 |
| 5. BPSD | 認知症の種類、標的症状、非薬物的介入 | 開始日、増量日、評価予定日 |
| 6. 持効性注射剤 | 製品名、最終注射日、次回予定、経口薬の併用期間 | 投与間隔のずれ、経口薬の終了予定 |
| 7. モニタリング | 体重、血糖、心電図、便通、運動症状 | 検査日、数値の推移、症状が出た時期 |
採用品の確認は、PMDAで電子添文を検索する手順から。
日々の情報収集先を見直す場合は、m3.comの薬剤師向け活用ガイドも参考になります。
禁忌や用量の判断は、製品ごとの一次資料に戻って行います。
1. オランザピンの効能と糖尿病の有無
オランザピンとクエチアピンでは、現在の糖尿病だけでなく既往歴も確認します。
オランザピン経口剤は、2026年8月改訂のジプレキサ錠の電子添文で、次のように扱いが分かれています。
| 薬剤と処方目的 | 糖尿病または既往歴がある場合 | 監査の対応 |
|---|---|---|
| オランザピン:統合失調症、双極性障害における躁症状とうつ症状の改善 | 禁忌を維持 | 血糖が良好でも禁忌に該当するため、処方医へ確認 |
| オランザピン経口剤:抗悪性腫瘍剤投与に伴う悪心、嘔吐 | この効能では糖尿病に関する禁忌から除外。ただし警告と管理条件あり | 治療上の必要性、血糖コントロール、測定と緊急対応の体制を確認 |
| クエチアピン | 禁忌 | 少量処方や頓用でも、糖尿病と既往歴を確認 |
禁忌から除外された範囲は、抗がん剤に伴う悪心、嘔吐に対するオランザピン経口剤の使用です。
不眠、一般的な吐き気、BPSDなどへ、この例外を広げて解釈することはできません。

電子添文の条件と、学会が示す入院管理を分けて確認する
現行のジプレキサ錠の電子添文では、制吐目的で糖尿病または既往歴のある患者に投与する際、利益が危険性を上回ることを判断したうえで、次の管理を求めています。
- 血糖コントロールが良好であることを確認する
- 投与量と投与期間を必要最小限にする
- 投与前と投与期間中は、毎日、頻回に血糖を測定する
- 投与終了後も血糖が安定するまで観察を続ける
- 投与期間を通じて緊急時に対応できる体制を整える
一方、日本癌治療学会の2026年8月25日付資料は、血糖が安定していることを確認し、入院管理で血糖管理を行いながら化学療法を実施することを示しています。
新たに糖尿病が判明した場合や血糖管理が不良な場合の専門科への相談、退院後も血糖が高い場合の観察と緊急連絡先の明示も含まれます。
院外処方を受けたときは、制吐目的であることに加え、入院中の管理状況、投与日程、退院後の血糖測定と連絡先を病院へ確認します。
「禁忌が外れた」という情報だけで、外来での開始や継続を判断しない運用にします。
出典:ジプレキサ錠電子添文 1.3、2.5、9.1.10、医薬安発0825第1号 別紙2、日本癌治療学会の速報案内、セロクエル電子添文。
関連する改訂は、2026年8月25日の使用上の注意改訂で確認できます。
2. 多剤併用では成分数と総投与量を別々に見る
抗精神病薬が複数処方されている場合は、定期薬と頓用薬を分けて成分数を数えます。
同じ成分の規格違いや剤形違いは、成分の重複と1日総量を確認します。
クロルプロマジン換算(CP換算)は投与量を比較する目安であり、剤数を示す指標ではありません。
成分数、1日総量、CP換算量を同じ欄に混ぜずに記録すると、処方変更を追いやすくなります。
| 場面 | 確認すること |
|---|---|
| 切り替えに伴って2剤になった | 開始日、減量する薬、併用する期間、終了予定 |
| 定期薬に頓用が追加された | 対象症状、実際の使用回数、服用間隔と1日上限の指示 |
| 複数科から処方されている | 処方目的、同一成分の重複、注射剤を含めた全体像 |
| 長期間、複数剤が続いている | 各薬の効果、副作用、過去の減量時の経過、見直し予定 |
『統合失調症薬物治療ガイドライン2022』CQ1-3は、急性期に単剤で十分な効果が得られない場合でも、併用より単剤での治療を優先する弱い推奨(2C)です。
一方、CQ2-2では、安定期の一律な減量による再発リスクを踏まえ、用量維持を弱く推奨(2A)しています。
したがって、複数剤という事実だけで減薬を結論づけず、効果と不利益、治療経過を整理して処方医と共有します。
切り替えの意図や上限が確認できない場合、禁忌や過量が疑われる場合は、調剤前に疑義を解消します。
診療報酬上の種類数の数え方や除外規定は、臨床上の評価と分け、当年度の通知で確認してください。
出典:統合失調症薬物治療ガイドライン2022(2025年12月5日改訂版)CQ1-3、CQ2-2。
3. 併用禁忌は薬剤名と剤形まで確認する
併用薬の確認では、他科から短期間だけ出る抗菌薬や抗真菌薬、抗ウイルス薬も拾います。
薬物代謝酵素のCYP3A4を阻害する薬などにより、抗精神病薬の血中濃度が上昇することがあります。
| 処方薬 | 確認する相互作用の例 | 見落としを防ぐ点 |
|---|---|---|
| オランザピン、クエチアピン、ブロナンセリン、ルラシドン、ハロペリドール、ブレクスピプラゾール | アドレナリンは併用禁忌の記載あり。ただしアナフィラキシーの救急治療と、歯科での浸潤麻酔または伝達麻酔を除く | 成分名だけで判定せず、使用目的と製品別の例外を確認 |
| ブロナンセリン(ロナセン錠、散、テープ) | イトラコナゾール、フルコナゾール、リトナビル含有製剤、エンシトレルビルなどが併用禁忌 | テープ剤にも禁忌あり。現行版の薬剤名一覧で照合 |
| ルラシドン(ラツーダ) | クラリスロマイシンなど指定されたCYP3A4阻害薬、リファンピシンなど強いCYP3A4誘導薬が併用禁忌 | 阻害薬だけでなく誘導薬も確認。食後投与になっているかも見る |
アドレナリンについては、α受容体遮断作用などにより血圧低下を来すおそれがあります。
ただし、上表の薬剤では救急治療と歯科麻酔に例外があり、抗精神病薬の服用を理由に、アナフィラキシーの救急対応を遅らせないことが必要です。
歯科受診時にはお薬手帳を持参し、歯科医師へ服用薬を伝えます。
ロナセンの現行電子添文では、ミコナゾールの禁忌対象は経口剤、口腔用剤、注射剤と明示されています。
「抗真菌薬は全部禁忌」「皮膚に使う薬なら全部問題ない」とまとめず、成分と投与経路を照合します。
フルコナゾールは、現在はテープ剤にも併用禁忌として記載されています。
用法も製品ごとに確認します。
ロナセン錠と散は食後投与、ラツーダも食後投与です。
テープ剤への切り替えでは、錠剤のmg数をそのまま貼付量へ置き換えず、製剤の用法と貼付枚数を確認します。
出典:ロナセン錠、散電子添文、ロナセンテープ電子添文、ラツーダ電子添文(2026年8月)の2、6、10.1など。上表は例示であり、すべての禁忌を網羅するものではありません。
4. パーキンソン病とレビー小体型認知症の確認
ハロペリドールのセレネース錠では、パーキンソン病またはレビー小体型認知症の患者は禁忌です。
重症の心不全や妊婦などにも禁忌があるため、高齢者の不穏への処方でも患者背景を省略できません。
病名としてのパーキンソン病と、薬によって起こるパーキンソン症状は分けて確認します。
抗精神病薬の開始や増量後に、手のふるえ、動作の遅さ、歩きにくさが出ていないかを聞き、時系列を記録します。
薬剤性のパーキンソン症状では、処方医が原因薬の減量や変更などを検討します。
症状を抑える目的で抗コリン薬が続いている場合は、効果に加え、便秘、排尿しにくさ、認知機能への影響も確認します。
抗コリン薬の追加だけで解決した扱いにせず、継続の必要性を共有します。
出典:セレネース錠電子添文 2、統合失調症薬物治療ガイドライン2022 CQ3-1。
併せて確認する手順:パーキンソン病治療薬の処方監査、せん妄で見直したい薬、転倒リスクを高める薬。
5. BPSDでは標的症状と評価予定日を確認する
BPSD(認知症の行動、心理症状)には、興奮や攻撃的な言動、幻覚など、さまざまな症状が含まれます。
「認知症だから」と一括りにせず、何を改善したい処方なのかを確認します。
ブレクスピプラゾール(レキサルティ)には、アルツハイマー型認知症に伴う焦燥感、易刺激性、興奮に起因する過活動または攻撃的言動の効能があります。
すべてのBPSDや、他の認知症に対する包括的な適応ではありません。
投与対象はアルツハイマー型認知症と診断され、非薬物的介入だけでは十分な効果が得られない患者です。
非薬物的介入は続けながら、標的症状の頻度と程度、眠気、歩行、嚥下の変化を確認します。
この効能の診断と治療に詳しい医師、またはその医師と連携した診療かも確認します。
| レキサルティの該当効能での確認 | 電子添文に基づくポイント |
|---|---|
| 開始量 | 通常、1日1回0.5mg。0.5mgの投与にはOD錠0.5mgを使用 |
| 1mgへの増量 | 1週間以上の間隔をあける |
| 2mgへの増量 | 忍容性に問題がなく、効果不十分な場合に限る。ここでも1週間以上の間隔が必要 |
| 効果判定 | 開始10週間後までを目途に、効果がなければ中止して治療法を再検討 |
| 継続評価 | 量と期間は必要最小限。24週間を超える継続投与の安全性は確立していない |
併用薬や代謝の状態によって用量調整が必要なため、上表だけで処方の適否を決めません。
0.5mgという規格から処方目的を断定することも避けます。
高齢の認知症患者に抗精神病薬を投与した海外試験では、死亡リスクの増加が報告されています。
レキサルティの国内試験でも、投与との関連は明らかでないものの本剤群のみで死亡例があり、電子添文が注意を求めています。
適応がある場合も、効果と不利益の説明、定期的な見直しを省略できません。
他の抗精神病薬がBPSDに処方された場合は、製品の承認効能、使用理由、説明内容、評価予定を確認します。
適応外使用という事実だけで患者さんに中止を勧めず、疑義は処方医と解消します。
出典:レキサルティOD錠電子添文 4~7、15.1.2(2024年9月改訂、2026年8月31日確認)。
6. LAIは注射日と経口薬の併用期間を確認する
持効性注射剤(LAI)は、製品によって投与間隔も導入方法も異なります。
薬局で注射剤を扱わなくても、製品名、最終投与日、次回予定日を病院の情報と照合できます。
| 製品 | 通常の投与間隔 | 経口薬と導入時の確認 |
|---|---|---|
| リスパダール コンスタ | 2週間隔 | 初回投与後3週間は経口抗精神病薬の併用など適切な治療が必要 |
| エビリファイ持続性水懸筋注用300mg、400mg | 4週に1回 | 初回後は2週間を目処に経口アリピプラゾールの併用継続など。切り替え後の経口量も確認 |
| ゼプリオン | 初回の1週後に2回目、その後は4週に1回 | 治療経験がなければ経口剤で反応と忍容性を確認してから開始。導入時の経口パリペリドンまたはリスペリドンは併用しない扱い |
| ゼプリオンTRI | 12週に1回 | 4週間隔製剤で4か月以上適切に治療された患者が対象。初めからTRIで導入しない |
「LAIと経口薬が重なっている」という理由だけでは、処方ミスと判断できません。
製品ごとに必要な併用期間が異なるため、注射の導入日と経口薬の終了予定を確認します。
投与予定日から間隔が空いた場合も、通常量をそのまま再開できるとは限りません。
特にゼプリオンとTRIでは、経過期間に応じた再開方法を電子添文で確認します。
ゼプリオン製剤は腎機能も確認し、経口薬の追加を患者さんだけで調整しないよう案内します。
出典:リスパダール コンスタ、エビリファイ持続性水懸筋注用、ゼプリオン、ゼプリオンTRIの電子添文6、7など。
7. モニタリングと、受診を急ぐ症状
「副作用はありませんか」だけでは、患者さんが薬と結び付けていない変化を拾いにくくなります。
検査値は測定日と推移を確認し、自覚症状は具体的な言葉で尋ねます。
| 項目 | 確認する記録と症状 | 対応の考え方 |
|---|---|---|
| 体重と代謝 | 開始前の体重、体重変化、血糖やHbA1c、脂質の検査日 | 食事や活動量も確認。体重増加だけで自己減量せず処方医と相談 |
| 高血糖 | 口渇、多飲、多尿、頻尿、強いだるさ | 新たな症状は速やかに医療機関へ連絡。意識の変化や嘔吐などを伴う場合は救急受診を優先 |
| QT延長と循環器症状 | 心電図、心疾患、併用薬、電解質異常のリスク、動悸や失神 | 検査計画を確認。失神などがあれば緊急性を評価 |
| 便通 | 最終排便日、腹部膨満、腹痛、嘔吐、下剤と抗コリン薬 | 強い腹痛、嘔吐、排便や排ガスの停止は通常の便秘と決めつけず受診につなぐ |
| 運動症状 | ふるえ、動作の遅さ、じっとしていられない感じ、口や舌の不随意運動 | 開始や増量との前後関係を記録し処方医と共有 |
| 眠気と嚥下 | 日中の眠気、ふらつき、転倒、食事中のむせ | 生活への影響と誤嚥の懸念を共有。意識低下や呼吸の異常は救急対応 |
検査項目や頻度は薬剤と患者背景で変わります。
クロザピンのように専用の管理手順がある薬は、この7項目だけで監査を完結させず、製品別の管理要件を併せて確認します。
高熱、強い筋肉のこわばり、意識の変化などは、悪性症候群も疑う症状です。
次回来局まで様子を見る案内にせず、医療機関への緊急連絡や救急受診につなげます。
オランザピンとクエチアピンの電子添文は、口渇、多飲、多尿などの異常が現れた際、投与を中断して医師の診察を受けるよう指導することを求めています。
「自己中止しない」という通常の説明だけで、この緊急時の案内を打ち消さないようにします。
出典:ジプレキサ、セロクエル、セレネース、レキサルティの電子添文8、11など、統合失調症薬物治療ガイドライン2022 CQ3-1、CQ4-2~4-4。
上表の受診対応は、それらの注意事項を薬局での確認に整理したものです。
薬歴と疑義照会に使う記録欄
確認した事実、未確認の点、処方医の回答を分けると、次の担当者へ引き継ぎやすくなります。
実務経験の振り返りにも、どの資料を確認し、何を共有したかを残せます。
処方目的/標的症状:
糖尿病と既往歴/パーキンソン病等の背景:
定期薬の成分数と総量/頓用の実使用:
開始日と変更日/切り替えの終了予定:
LAIの製品名/最終注射日/次回予定日:
検査日と推移/患者さんの言葉:
確認した電子添文の製品名と改訂年月:
照会内容/回答/次回の評価日/緊急連絡先:
監査全体の整理には、ハイリスク薬の調剤監査ポイントも参照してください。
よくある質問
糖尿病があっても、オランザピンを使えるようになったのですか?
抗がん剤による悪心、嘔吐に対する経口剤の使用に限り、糖尿病に関する禁忌から除外されました。
統合失調症と双極性障害では禁忌が続きます。
制吐目的でも、良好な血糖コントロール、頻回の血糖測定、緊急対応の体制などを確認します。
抗精神病薬が2剤なら、必ず疑義照会が必要ですか?
2剤という数だけでは判断しません。
切り替え期間などの目的を確認し、意図や上限が不明、禁忌や過量が疑われるなどの疑義があれば、調剤前に処方医へ確認します。
ロナセンテープなら抗真菌薬と併用できますか?
テープ剤にも併用禁忌があります。
現行電子添文にはイトラコナゾールやフルコナゾールなどが記載されています。
抗真菌薬の種類と剤形まで確認し、皮膚用の外用剤なども含めて個別に照合します。
レキサルティはすべての認知症症状に適応がありますか?
ありません。
アルツハイマー型認知症に伴う、電子添文で定められた過活動や攻撃的言動が対象です。
認知症の種類、標的症状、非薬物的介入、効果判定の予定を確認します。
抗精神病薬を服用中でも、歯科の麻酔を受けられますか?
本文で取り上げた薬のアドレナリン併用禁忌には、歯科の浸潤麻酔と伝達麻酔の例外があります。
一律に禁止とは案内せず、お薬手帳で服用薬を歯科医師へ伝え、使用する麻酔と全身状態を確認してもらいます。
確認した情報を、次回の監査につなげる
処方目的を確認し、糖尿病、併用薬、BPSDの標的症状、LAIの注射日、検査と症状を別々に記録します。
新しい禁忌情報を知ったときは、電子添文の製品名と改訂年月まで残しておくと、同じ処方を受けた際に再確認できます。
改訂情報を追う習慣を整えたい方へ
一次資料を確認する時間と、日々の医療情報に触れる時間を分けておくと、変更点を整理しやすくなります。
情報収集先の一つとして、m3.comの特徴と薬剤師向けの使い方をまとめています。
同じ監査の視点で、抗うつ薬の処方監査、抗てんかん薬の処方監査も確認できます。
参考資料と更新時の確認先
- PMDA:2026年度の使用上の注意改訂指示。2026年8月25日付通知の別紙2を確認。
- 日本癌治療学会:2026年8月25日付「制吐薬適正使用ガイドライン速報発信のお知らせ」。電子添文の条件に加え、入院時と退院後の管理を確認。
- 日本神経精神薬理学会、日本臨床精神神経薬理学会:『統合失調症薬物治療ガイドライン2022』。2025年12月5日改訂版のCQ1-3、CQ2-2、CQ3-1、CQ4-2~4-4を参照。
- 各節にリンクした製品別電子添文:ジプレキサ、セロクエル、ロナセン、ラツーダ、セレネース、レキサルティ、各LAI製剤。
- PMDA医療用医薬品情報検索:採用品の最新版を確認する入口。
本記事は2026年8月31日に確認した一次情報に基づく、薬剤師向けの実務整理です。
禁忌、相互作用、用法や管理要件を網羅した資料ではありません。
実際の監査では採用品の最新の電子添文と患者情報を確認し、疑義は処方医と解消してください。


